“受験生狙った痴漢”撲滅キャンペーン 相次ぐSNSの「悪質投稿」を受け
「受験生は被害を申告しないから痴漢し放題」などという投稿がSNS上で相次いでいることを受け、警視庁などは本格的な受験シーズンを前に、受験生を狙った痴漢の撲滅を訴えました。
11日、東京・新宿区の都営大江戸線・新宿西口駅では、警察官や東京都の職員らが駅の利用者にチラシを配り、痴漢被害の防止を呼びかけました。
SNS上に「テストに向かう受験生は、被害を申告しないから痴漢し放題」などと、試験に遅刻できない受験生の弱みにつけ込んだ悪質な投稿が相次いでいることから、電車を利用する受験生を狙った痴漢被害を防ぐため行われたということです。
警視庁の総崎由希生活安全総務課長は「痴漢を目撃したら見逃さずに、被害者に救助の手を差し伸べてほしい」と話しました。