メジャーリーグのシカゴ・ホワイトソックスに所属するリアム・ヘンドリックス投手が9日、自身のSNSで非ホジキンリンパ腫と診断を受けたことを公表しました。

ヘンドリックス投手は自身のインスタグラムで「私は最近、非ホジキンリンパ腫と診断されました。『がん』という言葉を聞いたとき、毎年何百万もの家族がそうであるように、私たち夫婦も衝撃を受けました。しかし、私はこの戦いを受け入れ、これまでの人生における他の困難と同じように、この新たな挑戦を乗り越えていくことを決意しています」と投稿。

続けて、「明日から治療が始まりますが、完全に回復し、できるだけ早くマウンドに戻ることができると確信しています。妻、家族、チームメート、ホワイトソックス球団からのサポートと、医師の治療とケアがあれば、必ず乗り越えられると確信しています」と、復活を誓いました。

今回の件について球団のハーンGMは、ヘンドリックス投手を全力でサポートしていくとコメント。SNSのコメント欄にも多くファンから応援メッセージが寄せられています。

ヘンドリックス投手はホワイトソックスの守護神を務め、昨季は58試合に登板し4勝4敗37セーブという成績。21年は38セーブを挙げア・リーグのセーブ王にも輝きました。オーストラリア出身のヘンドリックス投手はWBC出場も期待されていましたが、出場は困難となりました。