患者の癒やしになれば…被災地の病院で七夕飾り 職員らが浴衣で業務
能登半島地震で被災した石川県穴水町の総合病院では、病院内を明るくしようと、職員が浴衣姿で受付などの業務にあたりました。
公立穴水総合病院では、毎年この時期、病気やケガで不安を感じている患者の癒やしになればと、玄関に七夕飾りを設置しています。
また、この日は職員らが浴衣姿で業務にあたり、涼しげな装いで来院者を出迎えていました。
来院者
「きれいや、かわいいね」「きれいやったね、みなさん」
公立穴水総合病院 橋本真事務局長
「能登半島地震で被災された方も数多くいらっしゃるなかで、浴衣姿、七夕という雰囲気を楽しんで、心の癒やしになればと」
病院は元日の能登半島地震で被災し、一時診療を中止しましたが、4月3日から全科で通常通り再開しています。
ただ、医師や看護師のおよそ1割が仮設住宅などで生活しているということです。