前線が活発化…九州で大雨 「足ががたがた震えた」土砂崩れや川の氾濫も 引き続き警戒を
3日は活発化する梅雨前線の影響で、九州で大雨が続いています。熊本県は、木山川と岩戸川が氾濫したと発表しました。熊本市消防局によると、午前9時過ぎに熊本市側の住民が一時、孤立。あふれ出た川の水が家の周りに迫り、消防が救助に向かいました。また、熊本県では午前6時半ごろ、熊本地方と阿蘇地方に集中豪雨をもたらす「線状降水帯」が発生。午後1時30分には、熊本地方で2度目となる線状降水帯が発表されました。
熊本県益城町では、午前0時47分までの1時間に7月の観測史上最大となる80ミリの猛烈な雨が降りました。熊本県では、3日夜にかけて非常に激しい雨が降る見込みです。
土砂災害警戒情報が出ている宮崎県高千穂町では、土砂崩れが発生。道路脇の斜面が崩れ、住宅の真横まで流れ出していました。近くの住人は「まさかこんな状況になるとは。足ががたがた震えました」と恐怖を語りました。
一方で、東日本などでは3日も厳しい暑さとなり、三重県、山梨県などで「熱中症警戒アラート」が発表されました。
※詳しくは動画をご覧ください。(7月3日放送『news every.』より)