新国立劇場バレエ団 吉田都さん初演出の「ジゼル」制作発表会
世界的バレエダンサーの吉田都さんが初めて演出を手がけるバレエ「ジゼル」の制作発表会が行われました。
新国立劇場バレエ団 吉田都芸術監督「お客様に、よりストーリーが伝わるような演技の仕方とか、そういうところにこだわって作っている最中なので、そういうような仕上がりになったら嬉しいな」
3日、東京・渋谷区にある新国立劇場で行われたのは、新作バレエ「ジゼル」の制作発表会です。
バレエ団の芸術監督を務めるのは、英国ロイヤル・バレエ団で活躍し、世界のバレエファンを魅了した吉田都さん。今回の「ジゼル」は今年開場25周年をむかえた新国立劇場の記念公演で、吉田さんが初めて演出を手がけることもあり、期待が高まっています。
会見には、「プリンシパル=最高位のダンサー」に昇格したばかりの木村優里さんも出席し、「ひとつひとつの舞台を丁寧に誠実に積み重ねていきたい」と意気込みを語りました。このバレエ団で女性プリンシパルの誕生は9年ぶりのことです。