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0歳児“暴行死” 児相などの面談で母親“養育で困ってはいない”と説明

2024年7月11日 13:21
0歳児“暴行死” 児相などの面談で母親“養育で困ってはいない”と説明

千葉県船橋市で当時0歳だった息子に暴行を加え死亡させたとして母親が逮捕された事件で、母親は、息子が亡くなる直前に児童相談所などの面談に対し、「養育で困ってはいない」という趣旨の説明をしていたことが分かりました。

警察によりますと11日朝、送検された野中千宙容疑者は、去年3月から7月までの間、船橋市の自宅などで長男・千巴弥ちゃんの顔面を平手で殴るなどの暴行を加え、生後11か月で死亡させるなどした疑いが持たれています。野中容疑者は警察の調べに対し容疑を認め、「去年3月ぐらいから暴行を加えていた」などと供述しています。

さらに野中容疑者は、千巴弥ちゃんが去年7月に死亡する2か月ほど前から2週間ほど前まで行われた児童相談所などの面談に対して、「養育で困ってはいない」という趣旨の説明していたことが新たに分かりました。

児童相談所の担当者「こちらが聞いてる限りでは、養育について困り感とか、うまくいっていないという訴えはその時点ではなく、私たちの方で引き続き安全な養育に努めてくださいということをお伝えして」

児童相談所は野中容疑者が妊婦健診を受けずに出産したことなどからネグレクトの疑いがあるとして対応していたということです。

警察は、育児へのストレスがあったとみて調べています。