大規模組織改編 警視庁に新たな組織犯罪対策部
警視庁は、複雑かつ巧妙化する組織犯罪に対応していくため、大規模な組織改編を行い、1日から新たな組織犯罪対策部がスタートしました。
大石吉彦警視総監「首都東京の治安を脅かす犯罪組織を、必ず壊滅するとの強い執念をもって一層まい進されること」
新たな組織犯罪対策部ではマネー・ローンダリング対策と、カード犯罪の捜査部門が統合され、「犯罪収益対策課」が全国の警察で初めて設置されました。
また、外国人犯罪を取り締まる「国際犯罪対策課」と、暴力団の対策と事件捜査を行う「暴力団対策課」が誕生します。これにより、暴力団の捜査を担当する伝統の「4課」の名称がなくなります。
薬物や銃器犯罪を捜査する「組対5課」は人員を増強され、「薬物銃器対策課」となります。
改編は、2003年に組織犯罪対策部が発足してから初めてです。