【速報】今冬の年末年始「のぞみ」自由席をとりやめ 全席指定席で運行へ
この冬の年末年始、東海道・山陽新幹線は「のぞみ」の自由席をとりやめ、全席指定席で運行することになりました。
JR東海とJR西日本は年末年始、ゴールデンウイーク、お盆の3大ピーク期で東海道・山陽新幹線の「のぞみ」を全席指定席で運行すると発表しました。自由席の販売は行いません。
3大ピーク期では指定席が早い段階で満席になることや、始発以外の駅から乗る場合に着席や乗車ができないこともあるほか、自由席に座るために早朝から並ぶ人も多く、ホームでは混雑が発生していました。
全席指定席にすることで「のぞみ」は指定席が1列車あたり、およそ2割増え、乗客が長時間待つ必要もなくなる上、乗降がスムーズとなり列車の定時運行にもつながるとしています。
ただ、自由席の特急券があれば普通車のデッキなどに立って利用する場合「のぞみ」に乗車できるということです。
1992年にデビューした「のぞみ」は当初全席指定席でしたが、2003年10月の品川駅開業にあわせてダイヤ構成を「のぞみ」主体に変更したことをきっかけに16両中3両が自由席となりました。
期間限定とはいえ、「のぞみ」が全席指定席となるのは20年ぶりとなります。