JR九州「SL人吉」がラストラン 地域住民らが見送り
JR九州のSL人吉が23日、ラストランの日を迎え、多くのファンらに見守られながら熊本駅を出発しました。
23日朝の熊本駅には引退するSL人吉を見送ろうと多くの人が集まりました。
ファン
「仕方ないけれど、なくなるのはさみしい」
SL人吉は大正時代の1922年に作られ、100年以上にわたり運行を続けてきましたが、老朽化などで車体の維持が難しいことから引退が決まりました。
23日午前7時40分、列車は熊本駅を出発。玉名駅では地域の合唱団が歌で列車を見送りました。
午後からは博多駅で式典が行われ、午後5時38分にSL人吉は熊本駅に戻り運行を終えます。