【台風6号】鹿児島の西を北寄りに進む 九州や奄美で線状降水帯発生の可能性も
東シナ海を北上する台風6号の影響で、九州を中心に記録的な大雨となる恐れがあります。台風による災害に厳重な警戒が必要です。
台風6号は鹿児島の西にあって北寄りに進んでいます。台風はこの後、速度を少しずつ上げながら東シナ海を北上し、9日の日中から10日の朝にかけて九州の西を北上し、朝鮮半島付近へ進む見込みです。
予想される雨の量は、九州と四国で300ミリ、東海で250ミリ、奄美で200ミリなどとなっており、九州や奄美では線状降水帯が発生する可能性もあります。
その後も太平洋側で大雨が続き、11日の「山の日」にかけて九州を中心に平年の8月一か月分の雨量を大きく超える恐れがあります。
気象台や地元の自治体からの最新情報を確認するなど、台風による災害に厳重な警戒が必要です。
また、8日、関東のはるか南で発生した台風7号は、発達しながら西寄りに進んでいます。13日以降は東日本へ暴風域を伴ったまま接近し、飛行機や新幹線などのお盆休みの交通機関に影響が出る恐れがあります。最新の台風情報を確認するようにしてください。