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台風6号接近…九州で“土砂災害”に注意 「線状降水帯」発生のおそれも 台風7号は関東に影響か

2023年8月9日 1:40

台風6号の接近により、九州で土砂災害の危険性が高まっています。線状降水帯が発生する恐れもあり注意が必要です。さらに、日本の南では台風7号も発生していて、今後は発達しながら北西へ進み、お盆には関東にも影響する可能性があります。

■土砂災害がいつ発生してもおかしくない…宮崎県小林市などは非常に危険な状態

佐藤梨那アナウンサー
「8日午後11時現在の鹿児島市内の様子をみると、街路樹が横に揺れて強い風が吹いています。そして、雨が強く降っています」
「いま既に“土砂災害”の危険が迫っている地域があります。気象庁の『キキクル』でみてみますと、宮崎県と鹿児島県の広い範囲が土砂災害の危険度「注意(警戒レベル2相当)」となっていて、中に「警戒(警戒レベル3相当)」となっている地域もちらほらあります。そして、宮崎県小林市などでは「危険(警戒レベル4相当)」となっていて、命に危険が及ぶ土砂災害がいつ発生してもおかしくない、非常に危険な状態となっています。市村さん、この後こうした地域に台風6号が“更に接近”してくるということでしょうか?」

市村紗弥香 気象予報士/防災士
「はい、台風6号はこの後、暴風域を伴ったまま、9日の朝に九州南部に近づき、9日午後から10日にかけて、九州北部にも接近する見込みです。つまり、土砂災害に警戒が必要なエリアが、これからさらに広がる可能性があります」
「一方で、日本の南では熱帯低気圧がありましたが、8日朝にこれが『台風7号』となりました。今後は発達しながら北西へ進み、10日から12日にかけて小笠原諸島に近づく予想で、お盆には関東にも影響する可能性があり、今後の情報に注意が必要です」

■横転するほどの風が…予想最大瞬間風速は“40メートル”

佐藤アナウンサー
「お盆の天気も気になりますが、まずは台風6号が心配です」

市村気象予報士
「今後の雨雲をみてみますと、1時間に10~20ミリの雨を降らせると予想される雲がずっと九州に停滞しています。9日から10日にかけては、九州と奄美地方では『線状降水帯』が発生する恐れがあります。既に土砂災害の危険が迫っているエリアも含まれていますので警戒が必要です」
「さらに風にも注意が必要です。9日の九州・奄美地方では、最大瞬間風速が40メートル、走行中のトラックが横転するほどの風が吹く予報となっています」

佐藤アナウンサー
「夜遅い時間帯ですが、今できる備えはありますか?」

市村気象予報士
「この後の暗い時間帯に避難するのは非常に危険です。ご自宅でお休みになられる方は、窓から離れるのはもちろんですが、2階など高い場所に垂直避難。また、山の近くにお住まいの方は、斜面とは反対側でお休みになるようにしてください。スマホのバッテリーや水、防災グッズなども近くに用意しておいてください」

佐藤アナウンサー
「改めて、8日午後11時現在の宮崎・都城市の様子をみると、横殴りの強い雨が降っています。土砂災害の危険度が高まっている地域に強い雨が降り続いている状況ですので、気象庁の「キキクル」で、定期的に警戒が必要な地域を確認して身を守る行動を続けてください」

(8月8日放送『news zero』より)