全国の刑務官らの不適切な言動 15人に訓告などの処分、31人に口頭指導
全国の刑務所の刑務官などが、受刑者の部屋の扉を蹴るなどの不適切な言動をしたとして、法務省は刑務官ら15人に訓告などの処分をしたと発表しました。
斎藤法相「15名の職員に対し、監督上の措置を講じました」
名古屋刑務所の刑務官らが受刑者に対して暴行などを繰り返した問題を受け、法務省は去年12月、全国の刑務所などで同様の事案がなかったか調査を行いました。
その結果、受刑者の部屋の扉を蹴る、土足で部屋に立ち入るなどの不適切な言動が、14施設の46人の刑務官らで確認されたということです。
法務省は15人の刑務官らに訓告や厳重注意などの処分をし、31人に口頭指導をしたということです。
斎藤法相は「不適正な処遇を根絶すべく、しっかりと取り組む」としています。