横田早紀江さん「生きている間に一目会いたい」 切実な思い語る
北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの母で、今月4日に88歳の誕生日を迎えた横田早紀江さんが、「生きている間に一目会いたい」などと切実な思いを語りました。
横田早紀江さん(88)「めぐみちゃんのことは、こんなに近いところにいるのに本当にわからないんですね。声ひとつ聞くことができないんだなということが不思議で。(政府に)頑張ってくださいといつもお願いしているんですけれども」
1977年に13歳で北朝鮮に拉致された横田めぐみさんが未だ帰国を果たせない中、母親の早紀江さんは都内で開かれた集会に出席し、改めて一刻も早い解決を求めました。
また、早紀江さんは、今月4日に88歳の誕生日を迎えたことについて、「生きている間に一目、めぐみちゃんと会って、頑張ったねと言ってあげたい」とした上で、「どうして解決できないのかがわからない」「政府にはしっかりしてもらいたい」と訴えました。