警視庁が民間企業の若手社員に防犯講話 「闇バイト」に加担しないよう呼びかけ
「闇バイト」に応募して若い世代が犯罪に巻き込まれるケースが増えていることを受け、警視庁は、民間企業の若手社員に注意を呼びかけました。
警視庁は6日午前、住宅販売などを手がける「オープンハウス」グループの若手社員に、「闇バイト」の防犯講話を行いました。
講話は、企業側からの要望を受け行われたもので、警視庁の二宮生活安全総務課長は、「闇バイト」を巡る相談は去年の同じ時期と比べおよそ3倍になっていることを説明し、個人情報が要求され、抜け出せないよう脅されるので加担しないよう呼びかけました。
参加した入社1年目の宮本晃弥さんは、「SNSだけでなく、知人からの話で巻き込まれることもあることには驚いた。巻き込まれたとしても、警察に相談することを意識したい」と話しました。