【天気】熱帯低気圧が接近…西日本は激しい雨に注意 各地で猛暑日の日数が統計開始以来最多記録を更新へ
【ポイント】
・熱帯低気圧の接近で激しい雨も。
・猛烈残暑が続く。体温超えも。
【全国の天気】
熱帯低気圧は台風に発達することはありませんが、22日(火)に西日本に近づくため、西日本や東日本では一段と湿った空気が流れ込むでしょう。
太平洋側を中心に雨が降りやすく、晴れ間があっても天気が急変し、局地的には雷を伴って非常に激しく降るおそれがあります。低地の浸水などにご注意ください。
また、全国的に猛烈な残暑が続き、22日(火)も35度以上の猛暑日になる所が多いでしょう。特に、日本海側で気温が上がりやすく、山形や新潟、鳥取などで37度の予想です。
■予想最低気温(前日差)
札幌 25度(+1 熱帯夜)
仙台 25度(-1 熱帯夜)
新潟 27度(+1 熱帯夜)
東京 26度(±0 熱帯夜)
名古屋 27度(±0 熱帯夜)
大阪 27度(-1 熱帯夜)
広島 28度(±0 熱帯夜)
高知 25度(-2 熱帯夜)
福岡 27度(±0 熱帯夜)
鹿児島 26度(-1 熱帯夜)
那覇 27度(+1 熱帯夜)
■予想最高気温(前日差)
札幌 33度(+1 真夏並み)
仙台 33度(-1 真夏並み)
新潟 37度(+3 猛暑日)
東京 33度(-2 猛暑日)
名古屋 36度(±0 猛暑日)
大阪 35度(-3 猛暑日)
広島 36度(-1 猛暑日)
高知 33度(±0 真夏並み)
福岡 34度(±0 真夏並み)
鹿児島 34度(±0 真夏並み)
那覇 33度(+1 真夏並み)
【週間予報】
熱帯低気圧の影響で、西日本は23日(水)にかけて激しい雨の降る所があるでしょう。熱帯低気圧が抜けたあとも、夏の高気圧は西への張り出しが弱いため、西日本に湿った空気が流れ込みやすく、26日(土)頃まで雨の降りやすい状態が続きそうです。
西日本は大雨となる所がある一方、水不足となっている北陸や関東ではしばらく、まとまった雨が期待できません。ただ、26日(土)、27日(日)は北日本に前線が停滞するため、北陸でも待望の雨となりそうです。
また、雨が続く西日本は35度を下回る日が多くなりますが、東北や東日本は体温並みとなる所もあるでしょう。各地で35度以上の猛暑日の日数が統計開始以来、最多記録を更新する見込みです。