彬子さま、ブータンに向け出発 初の訪問へ
三笠宮家の彬子さまが、ブータンに向けて出発されました。
三笠宮家の彬子さまは、5日午前11時半過ぎ、宮内庁職員らの見送りを受け、成田空港を出発されました。彬子さまがブータンを訪問されるのは、初めてです。
彬子さまは、ワンチュク国王のいとこにあたるケサン・チョデン王女からの招待を受け、今月5日から12日までの日程で、タイを経由してブータンを非公式に訪問されます。
宮内庁によりますと、ケサン・チョデン王女は仏教美術や伝統文化の保存・修復の活動に尽力していて、日本美術に関する研究を行う彬子さまとは去年4月に来日した際に京都で会い、両国の伝統文化について意見交換する機会があったということです。彬子さまがブータンの仏教美術に強い関心を示されたこともあり、王女からブータン訪問の招待があったということです。
彬子さまは、パロやプナカ、首都ティンプーに滞在して寺院や研究所、国立博物館などを視察され、9日にはワンチュク国王への表敬訪問も予定されています。