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関東甲信地方「梅雨入り」発表…7日にかけ土砂災害に注意 “季節外れ”の肌寒さも

2022年6月6日 21:52
関東甲信地方「梅雨入り」発表…7日にかけ土砂災害に注意 “季節外れ”の肌寒さも

6日、関東甲信地方の梅雨入りが発表されました。7日にかけて、雨が続くため、土砂災害にも注意が必要です。梅雨入り“初日の雨”で、都内では6月とは思えない“季節外れ”の肌寒さとなりました。

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神奈川・箱根町の観光名所「大涌谷」では、6日午前11時ごろ、景色は真っ白にかすみ、まるで台風が来たような、すさまじい雨と風が吹き荒れていました。

子供たちが、傘を飛ばされないように踏ん張り、目的のみやげもの店に一歩ずつ進みますが、息をするのが苦しくなるほどの容赦ない突風が吹きます。駐車場とみやげもの店のわずかな移動の間に傘を壊されてしまう観光客が続出しました。

それでも、「せっかく来たからには」と雨が弱まった一瞬を見計らい、名物「黒たまご」のモニュメントの前で記念撮影をする人がいました。ただ、1枚のための“代償”はあまりに大きく…

観光客
「びしょびしょですね」

子供
「激しいです。めちゃくちゃ激しい」

6日は梅雨前線の影響で、近畿から東北の広い範囲で局地的に大雨となったところもありました。

特に箱根町では朝から大雨に見舞われ、東京都心でも、1日に30ミリ以上のまとまった雨を、5月27日以来10日ぶりに観測し、沿岸部で強い風が吹きました。

お台場では、傘をさすのを諦めてしまう人が続出する中、折りたたみ傘の端を2人で持ち、頭巾のようにして雨をしのぐ人の姿も見られました。

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週明け月曜日からまとまった雨が降り、ただでさえ憂鬱なところに、いよいよ本格的な雨のシーズンに突入しました。

会社員(20代、千葉・市原市)
「ここから梅雨になってまだ続くと思うので、ちょっと憂鬱ですね」

気象庁は、今後1週間は湿った空気が入りやすく、雨や曇りの日が続く見込みであることから、「関東甲信地方」の梅雨入りを発表しました。そして、この梅雨入り“初日の雨”がもたらしたのが、6月とは思えない“季節外れ”の肌寒さです。

30代(東京・有楽町)
「ここまで寒いのって、こんなに気温が下がると思ってなかったので、(服装を)後悔しています」

東京都心では、5日の最高気温は26.2℃でしたが、6日は18.4℃まで急降下し、4月上旬並みの気温となりました。