神奈川・真鶴町 町長「解職」賛否問う住民投票、来月24日に実施へ 選挙人名簿“不正利用”で町民グループが署名提出
神奈川県真鶴町で町長が選挙人名簿を不正利用した問題で、町は4日、町長の解職の賛否を問う住民投票を来月24日に実施すると発表しました。
住民投票は、松本一彦町長の解職を求める町民グループが先月、住民投票の実施に必要な数を上回る署名を提出し決まったもので、来月4日に告示され、24日に開票されます。この住民投票で有効投票数のうち過半数の賛成で、町長の解職が決まることとなります。
松本町長は先月、署名が提出されたことを受け、「自らの進退については住民投票の結果を待ちたいと思う」などとコメントしていました。
松本町長をめぐっては、自らが初当選した2020年の町長選挙で選挙人名簿の不正利用が発覚し、辞職したあと、出直しの選挙で再選を果たしています。