高円宮妃久子さま 古希70歳の誕生日…世界的バレエダンサーが明かす知られざる交流秘話
10日、70歳となった久子さまは、国内での公務に加え、5月から6月にかけヨルダン、フィンランド、イギリス訪問と忙しい日々を送られています。
4月には新国立劇場を訪問。この劇場のバレエ団の芸術監督で、長年親交のある吉田都さんが出迎えました。
この日の演目はシェークスピアの新作バレエ。
久子さま
「お疲れさまでした。楽しかったです」
「バレエの宮さま」とも呼ばれた故高円宮さまの遺志を受け継ぎ、久子さまはバレエの支援にも力を注がれています。
久子さま
「バレエは踊りだけではない。バレエは舞台であって演劇であるので、それを本当にみなさんよく表現しておられたと思います」
吉田さんは、10代の頃から高円宮ご夫妻の応援を受け、世界的バレエダンサーになりました。監督となった今、久子さまから演目についてアドバイスを受けることもあるといいます。
新国立劇場バレエ団 吉田都 芸術監督
「いつ寝られているのかなっていうぐらい夜中にメールのやりとりがあるんですけど、(多忙な中)劇場にお越し下さるだけでも励みになる」
この日の久子さまは、グリーンの衣装をまとった妖精が主人公の演目に合わせてコーディネートされました。
新国立劇場バレエ団 吉田都 芸術監督
「バレエの演目に関して、コーディネートしてきてくださる。そういうお心遣いが素晴らしいなと思っています」
古希を迎え、ますます精力的に活動される久子さま。今月もオセアニアへの訪問が予定されています。