台風13号接近中、強風で足場が倒れそうに… 東京・墨田区の様子は
台風13号の影響で、8日朝から千葉県内では猛烈な雨が降り、記録的短時間大雨情報が相次いで発表されるなどし、冠水などの被害も出ています。都内にも台風の影響が出ています。東京・墨田区から伝えてもらいます。
東京・墨田区の錦糸町にきています。現在も雨は降り続いていて、道路には水たまりができている状況です。時折、強い風も吹いていて、通行人の方たちも、なんとか傘を差しながら歩いている状況です。
また、道路には規制線が張られ、全面通行止めとなっています。この強風の影響で、工事現場の足場が倒れかかってしまっているんです。
警視庁などによりますと、8日午前11時ごろ「外装工事の足場が倒れそう」と110番通報があったということで、現在も高所作業車で作業が続けられています。足場がこれ以上、倒れないように、建物の外階段と倒れかかった足場をロープで結ぶ作業が行われていました。
また、よく見てみますと、足場が電線に接触しているのがわかります。このため、現場周辺を停電させて、作業にあたっているということです。
工事していたマンションの住人は、一時的に避難するよう呼びかけられていて、「3時間ほど外に出ている。居場所がなくて困った」と話していました。
復旧には、しばらくかかる見込みだということです。