最低賃金、初の全国平均1000円超 過去最大41円引き上げの目安示す~厚労省審議会
厚生労働省の審議会は、最低賃金について、過去最大の引き上げ額とし、全国平均1002円とする目安を示しました。
「最低賃金」の引き上げ額について厚生労働省の審議会は、全国平均で過去最大の41円とする目安を示しました。
およそ4.3パーセントの引き上げで、全国平均は、今の961円から1002円になり、初めて1000円を超えます。
これまで労働者側は生活費の高騰に対応できる上げ幅を求め、経営側は大幅に引き上げると賃金の支払いが厳しくなる企業がある、などと主張していました。
今後、この目安をもとに都道府県が最低賃金を決め、10月頃に改定されます。