宮内庁は、入院中の皇室最高齢100歳の三笠宮妃百合子さまに心不全の症状と新たな脳梗塞の症状があると明らかにしました。

百合子さまは、今月3日、脳梗塞症の疑いと誤嚥性肺炎と診断されて都内の病院の集中治療室に入院され、4日の検査で軽い脳梗塞と診断されていました。

その後、肺炎も落ち着きつつあり、快方に向かっているとして11日には一般病室に移られていました。

宮内庁によりますと、ここ数日、百合子さまには息苦しさと心不全の症状があり、また、一時回復した右の手足の動かしづらさが再び出ているということで脳梗塞の症状もあり、これまで行っていたリハビリも行っていないということです。

百合子さまは一般病室で療養を続けていて、安静にしていることから会話は難しいということですが、医師とのコミュニケーションは取られているということです。

極めて高齢であることから、日々の体調の変化に注意深く対応しているということです。