強風の影響各地で…“倒木”相次ぐ、乗用車が中央分離帯に衝突「風にあおられてハンドル操作を誤った」
西日本を中心に大きな被害をもたらし列島を縦断した台風14号は温帯低気圧に変わりましたが、関東でも強風の被害が相次ぎました。
関東地方も深夜から明け方にかけて、最大瞬間風速20メートルを超える強風に見舞われました。
こうした中、20日午前7時前、首都高速道路・新宿線下りの外苑入口付近で乗用車が中央分離帯に衝突する単独事故がありました。
警視庁によりますと、この事故で運転手の50代男性が軽いケガをしましたが、命に別条はないということです。運転手の男性は「風にあおられてハンドル操作を誤った」と話していて、警視庁は強風の影響とみて調べています。
この事故で現場付近が一時通行止めとなりましたが、現在は解消されています。
また世田谷区成城では20日朝、道路脇の木が倒れ、歩道をふさぎました。ケガ人などはいませんでした。
一方、東京・小平市の公園では、20日午前6時すぎ、高さ20メートルほどのこぶしの木が根こそぎ倒れ、遊歩道をふさぎました。ケガ人はいないということです。
また、神奈川県では横浜市青葉区で午前6時半すぎ、街路樹1本が倒れ、歩道をふさぎました。現場はバス停のすぐ近くでしたが、ケガ人はいなかったということです。