“反社会的勢力と関わらない”若者を守る「防犯講座」開催
東京都内の大学で、暴力団など反社会的勢力と関わりを持たないよう啓発する防犯講座が開かれました。
「犯罪を犯した記録も記憶も、一生消えません!」
東京・町田市の桜美林大学では、警視庁や東京三弁護士会などが「若者を犯罪者集団から守るための防犯講座」を開催し、学生およそ320人が参加しました。
27日の講座では劇団による演劇が上演され、若者が大麻使用や特殊詐欺などに誘われ、犯罪に巻き込まれていく事件などが紹介されました。
学生「身近な同級生とか大学生でも、知らないところで(犯罪に)加担してしまうところを知ることができたので、これからの生活にも生きてくるかなと思いました」
暴力団などの反社会的勢力が関与する大麻使用や特殊詐欺などの事件で逮捕される20代以下の若者が増えているということで、警視庁は、不安なことがあったらすぐに身近な人や公的機関に相談してほしいと呼びかけています。