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東京五輪パラ談合 博報堂に罰金2億円 東京地裁

2024年7月11日 14:33
東京五輪パラ談合 博報堂に罰金2億円 東京地裁

東京オリンピック・パラリンピックをめぐる談合事件の裁判で、東京地裁は11日、法人としての「博報堂」に対し、罰金2億円の有罪判決を言い渡しました。

法人としての「博報堂」と、受注業務担当の横溝健一郎被告は、東京オリンピック・パラリンピックの大会業務をめぐり、組織委員会の元次長らとともに談合を行った罪に問われています。

11日の判決で東京地裁は、「複数の大手事業者を含む7社の多数の人が関与して行われた大規模な入札談合で、公正かつ自由な競争を阻害した程度も大きい」と指摘。

法人としての「博報堂」に罰金2億円、横溝被告に懲役1年6か月、執行猶予3年を言い渡しました。

一連の談合事件の裁判で、企業側に判決が言い渡されたのは初めてです。