オミクロンの新たな種類 「BA.2」 都内“初”の市中感染確認
東京都は、新型コロナ・オミクロン株の新たな種類「BA.2」の市中感染とみられるケースを、都として初めて確認したと発表しました。
17日、東京都はオミクロン株のうちの新たな種類、BA.2について、都内でこれまでに7件確認されたと発表しました。うち2件は海外リンクがなく、東京都が確認した初めての市中感染とみられるということです。
都はBA.2の疑いをいち早く把握するため、先月末の検体から独自の変異株PCR検査を開始し、すでにBA.2の疑いが1件検出されています。
また、感染状況を分析する会議では、都内の感染者数の7日間平均が、16日時点でおよそ1万4564人となり、前週から2割ほど減少したと報告されました。
専門家は、「連休による検査数の減少や報告の遅延などの影響を受けた可能性がある」と説明し、依然、危機的な感染状況が続いているとしています。