非常に強い台風7号、小笠原付近を北上中 花火大会は延期、観光客ほぼ見られず…八丈島の現在の様子は?
非常に強い台風7号が小笠原付近を北上しています。今後、台風が近づく恐れがある八丈島から中継です。
八丈島の海水浴場は、11日の朝は晴れていましたが、午後4時ごろから少しずつ雨が降ってきました。風も草がしなって倒れるなど、強くなっています。海を見てみますと、普段はかなり穏やかだということですが、現在は白波が立ち、波が打ちつける様子も確認できます。
海水浴場には赤い旗、遊泳禁止を示す旗が掲げられています。八丈島には波浪注意報が出ているため、海水浴場は遊泳禁止となっています。お盆の時期ですが、観光客などの姿は、ほとんど見られません。
11日は、本来であれば八丈島の花火大会の日で、この海の上にも大きな花火が打ち上げられる予定でしたが、台風の影響で延期となってしまいました。道路の反対側には会場がありますが、風で飛ばされないようにステージを固定するなどの対策が取られています。
また、取材したホテルでは、外にあるテーブルが飛ばされないよう屋内に入れたり、飛行機の欠航を見越して11日以降、予約している客にホテル側からキャンセルをお願いする様子が見られました。
台風7号の今後の進路によっては、週明けに伊豆諸島も大荒れになる可能性があるため、この週末で対策を取っていただき、安全な場所で過ごしていただければと思います。