西之島で噴火確認…約3か月ぶり 「火山活動が再び活発化に転じた可能性が高い」
小笠原諸島の西之島でおよそ3か月ぶりに噴火が確認され、海上保安庁が付近を航行する船舶に注意を呼びかけています。
海上保安庁によりますと、25日、小笠原諸島の西之島の中央にある火口から小規模な噴火が繰り返し確認されたということです。
黒く灰色がかった噴煙が高度およそ900メートルに達していて島の周りでは褐色の変色水も確認されています。
海上保安庁の航空機に同乗した火山の専門家は「西之島の火山活動は再び活発化に転じた可能性が高い」としています。
西之島は2013年の噴火以降島の拡大が続いていますが、噴火が確認されたのは去年10月以来およそ3か月ぶりです。
海上保安庁では付近を航行する船舶に注意を呼びかけています。