土砂が住宅巻き込み1人死亡、2人と連絡とれず…消防や自衛隊が捜索 佐賀・唐津市
記録的な大雨となった九州北部では、福岡、佐賀、大分の3県でこれまでに5人が死亡し、4人が行方不明になっています。住宅が土砂に巻き込まれ、男性2人と連絡が取れなくなっている佐賀県唐津市から中継です。
佐賀県北西部に位置する唐津市の土砂崩れの現場では、非常に広い範囲で茶色い山肌があらわになってます。土砂が住宅を巻き込み、その住宅は斜めに傾いた状態になっています。
唐津市では11日、午前10時すぎに30℃を超える暑さとなる中、懸命の捜索活動が続いています。
消防によりますと、10日、佐賀県唐津市浜玉町で、住宅2棟が崩れた土砂に巻き込まれました。2棟の住宅に住む5人のうち70代の女性が心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。また、50代と70代の男性と連絡が取れていません。
11日の捜索は午前7時に始まり、消防のほか自衛隊も加わって、およそ200人態勢で行われています。また、川の水位が下がったことから、周辺の川にも捜索範囲を広げているということです。