佐賀・唐津市“土砂災害” 不明男性2人の捜索活動続く
九州北部を襲った記録的な大雨で佐賀県唐津市では住宅が土砂に押しつぶされ男性2人と連絡が取れなくなっています。捜索が続く現場から中継です。
土砂は大きな木を巻き込みながら、住宅へと流れ込んでいきました。
11日は消防や警察のほか自衛隊も加わり、午前7時から捜索活動が続いています。
10日、佐賀県唐津市浜玉町で住宅2棟が崩れた土砂に巻き込まれました。住宅に住む5人のうち70代の女性が心肺停止の状態で見つかり、その後死亡が確認されました。
また50代と70代の男性と連絡が取れず、安否が分からなくなっています。
現場の住宅には土砂が完全に流れ込んでいて、その土砂の上に屋根など重機でしか動かせないものがあり、今は手作業で土砂などを取り除いている状況だということです。
先ほど視察に訪れた佐賀県の山口知事は「救助活動は難航しているが、全力で捜索を続けたい」と話していました。