土石流は一気に斜面を下り…住宅倒壊、10人巻き込まれ1人死亡 厳しい暑さの中で撤去作業続く 久留米市
記録的な大雨となった九州北部では、福岡、佐賀、大分の3県でこれまでに5人が死亡し、4人が行方不明になっています。土石流に襲われた福岡県久留米市から中継です。
10日、土石流が流れ込んできた現場です。背丈を超えるほどの流木が積み重なっていて、その奥には流木が住宅を押し流し、倒壊しているのが確認でき、今回の被害の大きさが感じられます。
10日、この竹野地区では近くの山が崩れ、土石流が発生しました。この土石流に巻き込まれた10人のうち1人が死亡し、5人が重軽傷となっています。
山の奥から流れ込んできた土石流は一気に斜面を下っていき、はるか奥の県道を越えるところにまで流れ落ちていきました。現在は重機を使っての撤去作業が進められています。11日の久留米市の最高気温は34℃と予想されていて、厳しい暑さの中での作業となりそうです。