【GWの人出】中部国際空港 旅客者数はいずれも増加 沖縄方面が特に人気
ANAとJALは7日、今年のゴールデンウィーク期間中(4月27日から5月6日の10日間)の中部国際空港の利用状況について、調査結果を発表した。
新型コロナウイルス感染症の5類移行から約1年が経ち、国内線・国際線ともに利用率は前年を大きく上回る結果となった。
ANAは前年と比べ旅客数が102.5%となり利用率は6.3pt増に。
方面別でいくと、北海道、沖縄方面が好調で特に石垣や宮古へ向かう便では前年比140%を超える旅客数となった。
担当者によると、まずは国内でリゾートを楽しみたいという需要が増えたのが要因ではないかと考えられている。
JALの国内線では旅客数が104.2%となり搭乗率は3.5pt増に。
こちらも沖縄方面が特に好調で、昨年夏から滞在時間が長くなる出発時間へ運行スケジュールを変更したことも受け、前年比は宮古線では136.5%、石垣線では142.2%と旅客数を伸ばした。
また、国際線はホノルル線の増便や上海・天津線の運行再開に伴い前年比649.9%と増加する結果となった。
提供座席数は前年比で551.3%いうこと比べても想定よりも多くの人がこのGWに国外へ出かけたことがわかる。
担当者によると、新型コロナが5類となったのは昨年のGW開けだったため、今年は旅行する需要が急増したのではないかと考えられている。