「札幌かに本家 名古屋駅前店」客37人が食中毒 調理段階でノロウイルス付着か 店を営業禁止処分 名古屋・中村区
名古屋市中村区のかに料理店で、ノロウイルスが原因の集団食中毒が発生し、保健所は11日、この店を営業禁止処分にしました。
名古屋市によりますと、食中毒が発生したのは「札幌かに本家 名古屋駅前店」です。
7日に、この店でカニの懐石料理などを食べた11グループ55人のうち、11歳から82歳までの男女37人が下痢や吐き気などの食中毒の症状を訴え、このうち1人が入院しました。全員、快方に向かっているということです。
検査した患者6人全員と、店の調理担当者の1人から、ノロウイルスが検出され、保健所はノロウイルスが原因の集団食中毒と断定し、この店を営業禁止処分にしました。
保健所は、調理の段階でノロウイルスが付着した可能性もあるとみて詳しく調べています。
最終更新日:2025年3月12日 8:13