×

使い終わったランドセルが大変身!卒業後もずっと使えるアイテムへ

2024年3月13日 17:42
使い終わったランドセルが大変身!卒業後もずっと使えるアイテムへ

小学校卒業後、使わなくなったランドセルが大変身!財布や写真立て、キーホルダーなど、ランドセルを様々なアイテムにリメイクする『Askalカバン工房』を取材しました。

ランドセルを財布やキーホルダーなどにリメイク

愛知県一宮市にある『Askalカバン工房』。工房内には、大量のランドセルが!よく見ると、一部が型抜きされていたり、中にはバラバラにカットされているランドセルも。

実はここ、ランドセルのリメイクの会社。革製品を扱う会社で、卒業シーズンを終えた最盛期には日本全国から約2万個のランドセルが集まります。集まったランドセルは財布やキーホルダーなど様々なアイテムにリメイク。色や刺繍を生かしたアイテムの数々は、多くの人々から人気を集めています。

2022年に行われたGoodService「ランドセルの処分とその方法」についての調査によると、小学校を卒業した後、ランドセルを約8割の人が押し入れの奥などに保管、または破棄してしまっているそう。
丈夫でまだ使えるはずのランドセルの革。“これはちょっともったいない!”ということで、『Askalカバン工房』ではリメイクを実施。リメイクした後も長く使えるようにと、革の縁にニスを塗るなど傷むことを防ぐ作業にも力を入れています。

可愛らしい仕上がりに笑顔「ずっと使い続けたい」

小学校6年生の糟谷あかりちゃんは、学校へのリュック登校が可能になったことがきっかけで、卒業よりひと足先にランドセルをリメイク。『Askalカバン工房』から、リメイクされたアイテムが届きました。

あかりちゃんのランドセルは、刺繍を生かした写真立てやランドセル横のフックを使ったハートのキーホルダーなど様々なアイテムに大変身。財布の表面には6年間でランドセルについた“シワ”をあえて生かすなど、思い出が詰まった可愛らしい小物に出来上がりました。

財布や写真立てを手にとりながら、嬉しそうな笑顔を浮かべるあかりちゃん。「すっごくかわいいし、ずっと使いたいなと思う」とリメイクアイテムの感想を話しました。

手元に残ることで、小学校で過ごした6年間を思い出すことができるランドセルのリメイク。財布やキーホルダーなど新たな姿となって、卒業後も子どもたちの成長を見守り続けます。

中京テレビのニュース