名古屋城が空襲で消失 5月14日は「なごや平和の日」 戦争を知らない世代に平和をつなごう 名古屋市で平和祈念式典 東邦高校の生徒らが思いを語る
戦争の空襲で名古屋城が焼け落ちたのが1945年5月14日。名古屋市はこの日を今年から「なごや平和の日」と定め、平和を祈念する式典を開きました。
式典には、河村市長をはじめ、名古屋空襲の体験者、「なごや平和の日」制定に向け活動してきた東邦高校の生徒ら約100人が参加しました。
式典には、河村市長をはじめ、名古屋空襲の体験者、「なごや平和の日」制定に向け活動してきた東邦高校の生徒ら約100人が参加しました。
1945年5月14日、飛来した爆撃機によって名古屋の街は大きな被害を受け名古屋のシンボル名古屋城が焼失しました。
昭和17年4月18日から昭和20年7月26日までに名古屋の街は63回もの空襲を受け8000人近くの命が犠牲になったといいます。
名古屋市は5月14日を「なごや平和の日」に定め、戦争で犠牲になった人たちを悼み、悲惨な体験や記憶を、戦争を知らない世代に語りつぐことにしています。
東邦高校 西岡莉々子さん:
「平和の日が制定されてうれしかった。平和や戦争について語り継げていけたらいいな」