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エスカレーター利用の実態調査 条例施行後「歩いたり走ったりして利用」する人が大幅減 愛知・名古屋市

2024年2月8日 16:55

名古屋市では、エスカレーターに関連する事故が増加したことを受け、昨年10月に「エスカレーターは立ち止まって乗ること」を義務づける条例が施行されましたが、利用実態を把握するため市が調査を行いました。

エスカレーターにおける調査は、条例制定前の2022年にも行われていますが、条例制定後となる昨年6月と条例施行後の同11月に同様の調査を実施したということです。

市が発表した調査結果によりますと、条例制定前の調査では、「歩いたり走ったりして利用」する人の割合は21.3%でしたが、条例制定後は15.6%、条例施行後には7.3%となり、大幅に減少しています。一方で「右側に立ち止まって利用」する人の割合は、条例制定前は7.6%でしたが、条例施行後は15.8%まで増加しました。

この調査は、市内10か所(交通機関6か所、商業施設3か所、公共施設1か所)のエスカレーターにおいて、「立ち止まって利用している(左側、中央、右側)」「歩いて利用している」「走って利用している」人数を1か所につき4日間、1日4回計測したものだということです。

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