うその外貨投資話を持ちかけ、名古屋市中村区に住む84歳の男性から、現金120万円をだまし取ったとして、中古品買い取り業の男が再逮捕されました。

詐欺の疑いで、再逮捕されたのは、愛知県稲沢市に住む、中古品買い取り業の垣上純一容疑者（54）です。

警察によりますと、垣上容疑者は、中村区に住む、84歳の男性に対し、「120万円で7000アフガニーお願いしますわ」などとうそを言い、去年12月、現金120万円をだまし取った疑いが持たれています。

アフガニーは、アフガニスタンの通貨で、7000アフガニーは、実際の為替レートでは、1万5000円相当だということです。

調べに対し、「お金を受け取ったことは間違いないですが、金は120万円ではなく100万円です」などと、容疑を一部否認しているということです。

垣上容疑者は、男性に対し、「アフガニーが将来高騰する」などとうその投資話をもちかけ、偽造した外国紙幣を渡していたとみられていて、1月、男性から現金100万円をだましとろうとしたとして、現行犯逮捕されていました。

警察は、垣上容疑者が、男性から、6年ほどの間に、総額約5300万円をだまし取っていたとみて調べています。