愛知・常滑市で相次ぐ鳥インフルエンザ 感染源はカラスか 農水省が対策呼びかけ
愛知県常滑市で鳥インフルエンザの感染が相次いでいる問題で、死んでいたカラスが感染源となった可能性が高いことが分かりました。
常滑市内の養鶏場では「高病原性鳥インフルエンザ」の感染が相次ぎ、16日、7例目の感染が確認されています。
農林水産省は近い範囲での感染が相次いでいることを受け、17日、県職員や獣医などの専門家らとともに発生した周辺地域を調査し、対策会議を開きました。
農水省によりますと、1月初めに1例目の感染が確認された養鶏場の近くで死んでいたカラスを遺伝子検査した結果、鳥インフルエンザに感染していたことがわかり、感染源となった可能性が高いとみています。
農水省はカラスなどの野生動物が鶏舎に入らないよう注意し、出入り口に消毒薬をしみこませた布を設置するなど、対策を呼び掛けています。