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広島に投下された原爆の実物大ポスターも展示 「平和への想いを次の世代へ~平和に関する企画展2024~」開催 三重・津市

2024年7月31日 13:26
広島に投下された原爆の実物大ポスターも展示 「平和への想いを次の世代へ~平和に関する企画展2024~」開催 三重・津市
原子爆弾の実物大ポスター(画像提供:三重県)
三重県津市にある三重県総合博物館「MieMu」で、戦争の悲惨さと平和の尊さを伝える「平和への想いを次の世代へ ~平和に関する企画展2024~」が開催されます。

県内で毎年開催されている、この企画展。今年は、兵士が使用していた水筒や懐中時計、衣料品の配給券、兵士の遺書などの戦争遺品が10点、原爆被害を解説した資料が17点、広島に投下された原子爆弾の実物大ポスター(サイズ:1m×3m)が1点、展示される予定です。

県の担当者は、特に若い世代に足を運んでもらいたいとしていて、展示品の一つである“原爆被害を解説した資料”には、広島平和記念資料館が提供する小中学生向けの「8月6日きのこ雲の下で」を使用。イラストや写真が多用されていたり、漢字にふりがながふられているなど、原子爆弾がもたらした影響について、子どもにも理解できるようにわかりやすく解説した資料となっています。

開催期間は8月2日から8月25日まで。8月3日には、三重県の四日市高校と広島県の舟入高校の生徒たちによる「戦争の記憶を語り継ぐ活動」の発表や、意見交換などが行われるということです。

企画展の開催について県は「未来を担う若い世代をはじめとする多くの県民の皆さんに、戦争の悲惨さと平和の尊さを伝え、平和への想いを深めていただく機会にしてほしい」としています。

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