災害時の物資輸送訓練 南海トラフ巨大地震を想定 愛知・港警察署
30日、名古屋市の港警察署で災害時に孤立する恐れがあるエリアに物資を運ぶ訓練が行われました。
この訓練は南海トラフ巨大地震に備えて実施されたもので、警察官ら約15人が参加しました。
訓練では、地震の影響で橋が崩落し名古屋市港区の「金城ふ頭」が孤立状態になった場合を想定し、食料や災害機材などを船を使って運搬する手順を確認しました。
稲垣正直・港警察署長:
「ここは南海トラフ地震が予想される地域なので、こういった訓練を継続して行うことによって、いざというときに備えたいと考えています」
警察は市民に対して、いつ起きるか分からない地震への備えを徹底してほしいと呼びかけています。