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ハウルとキキの世界が広がる!ジブリパーク新エリア「魔女の谷」に潜入

2024年2月29日 23:18
ハウルとキキの世界が広がる!ジブリパーク新エリア「魔女の谷」に潜入
「中京テレビ」佐野祐子アナウンサー

来月16日、いよいよジブリパークの新エリア「魔女の谷」エリアがオープンする。景色から乗り物、グルメまでジブリの世界観がたっぷり詰まった新エリアの魅力を、中京テレビアナウンサー・佐野祐子がレポート。子供の頃からジブリ作品が大好きだったという佐野アナ。ジブリ愛溢れる満面の笑みにも注目だ。

高さ約20メートル!「ハウルの動く城」

「入り口が美しい、圧巻!タイルですね!?」と入り口で佐野アナが発見したのは、魔女の口を表現したかのようなトンネル。トンネルを抜けると、目の前にはヨーロッパ風の建物が建ち並ぶ景色が広がっていた。

景色を楽しみながら歩いて行くと、2004年公開の映画「ハウルの動く城」登場する“動く城”のような建物が出現。「(宮崎)吾朗監督がハウルの“微妙に動く城”と言っていた、ハウルの動く城のようなものが表現されてますね」と、以前中京テレビ「キャッチ!」のインタビューにて吾朗監督が“動く城”に関するヒントを述べていたことを振り返る佐野アナ。

目の前にそびえるお城の高さは、なんと約20メートル!さらに、ジジジジジと音を立てながら、お城の一部がエンジンをふかすようにグルグルと回り始めるなど、映画を彷彿とさせる動きをみせた。

城の中は、まるで、ハウルたちが生活しているような世界観。テーブルには、映画にも出てくる朝食や食器類がディスプレイされ、玄関には劇中でもお馴染みの“行き先が変わる円盤”も飾られていた。なんとこの円盤、来園者が回すと窓の景色が変わる仕掛け!

ファンにはたまらない世界観に佐野アナは、「なんか本当に…こっそりとお留守の間にお邪魔してるような気持ちになりますね」とジブリ作品のファンとして嬉しさを滲ませた。

子供から大人まで楽しめる!パーク初のアトラクション

次に訪れたのは、2021年公開の映画『アーヤと魔女』に登場する「魔女の家」。主人公のアーヤが魔女ベラ・ヤーガに引き取られる家で、家の中では映画でも登場する「アーヤの寝室」の ”のぞき穴”も再現されている。

さらに、「バスルーム」や「キッチン」などもあり、訪れた人が映画の世界観に浸れるこだわりが満載。家の一番奥では、魔女ベラ・ヤーガの作業部屋を発見。あまりの再現度の高さに「すごい!薬草をすりつぶす包丁もそのままです」。

新エリアにはジブリパーク初の乗り物も。「動いてます!魔女の谷は乗り物もあるんですよね!」と佐野アナが見つけたのは、“年に一度、村にやってくる移動遊園地”をイメージした遊具「フライングマシン」。映画『天空の城ラピュタ』の世界をモチーフとした遊具だ。

フライングマシンは“大人のみ”での乗車はできないが、魔女の谷では“大人だけでも利用できる”乗り物も。それが、ジブリ作品に登場する動物・キャラクターをモチーフに装飾した「メリーゴーランド」。

魔女のホウキに乗った佐野アナは、「ほんとにジブリが大好きで、昔からずっと映画を見てたので感動します。小さい頃に憧れていたものに、乗れるという嬉しさが大きくありますね」とアトラクションの魅力を語った。

キャラクター達の“実際の生活”を細かく再現

新エリアを散策していると、宮崎吾朗監督を発見!急遽、吾朗監督と共にジブリパークを巡ることに。まず最初に入り込んだのは、1989年公開の映画『魔女の宅急便』の主人公キキが過ごしたあのパン屋さん。映画と同様、パン屋の2階にはキキと黒猫のジジが過ごした“屋根裏部屋”の景色が広がっていた。

吾朗監督が窓を開け、一気に明るくなる部屋。「(展示物なのに)窓はすべて開くのですね!」と驚く佐野アナに、「もちろん窓なので」と笑顔で答える吾朗監督。“実際の生活までしっかり再現する”というジブリパークへのこだわりは、いたるところで表現されているのだ。

次に吾朗監督が案内したのは、本屋「魔女の本棚」。店内には、魔女に関する本が並び、購入することができる。映画のもとになった物語の世界にもふれてほしいというのが吾朗監督の思い。「だからいいですよ、他を回らなくて、ここで立ち読みしてても」と“もうひとつ”のジブリパークでの過ごし方を教えてくれた。

ういろうと白みそ餡がコラボした限定パン

吾朗監督と解散したあと、佐野アナが向かったのは「グーチョキパン屋」の1階。ショーケースには、おいしそうなパンがいっぱい!

さまざまなパンは並ぶなか、佐野アナが注目したのは、以前のインタビューで吾朗監督が「びっくりするくらい美味しかったですね」と話していた、この地域の和菓子を使用した「パン・オ・ういろう」(480円)。愛知県名物ういろうと白みそ餡が入ったパンで、来月のオープン時から販売されるそう。

ホットドッグスタンド「ホット・ティン・ルーフ」では、三河豚の特大ソーセージをネコの手の形のパンで挟んだ「ネコの手ドッグ(白/黒)」(各種990円)を試食。佐野アナ曰く「ものすごくジューシー!」なホットドックで、続けて「豚肉の甘味とうまみが濃いので、ケチャップいらないですね」とおいしさを伝えた。

アパレルから食器類まで!オリジナルグッズも公開

他にも、エリア内にはキキの実家「オキノ邸」も登場。家のなかに入るやいなや、「すごい…香りが…えぇ!!?」と驚く佐野アナ。映画のなかでキキの母が薬を作っていた空間は、ドライフラワーやグリーンで埋め尽くされ、花の香りで満ちあふれていた。また、車庫では“魔女のほうき”に触ることができたり、行くべきスポットが盛り沢山。

そんな「魔女の谷」のオリジナルグッズが一部が公開。吾朗監督が「すごく出来がいい!気に入った!」と話していた食器類もお披露目され、躍動感溢れるイラストに「ハウルの動く城がジャンプしてるような躍動感のある柄ですね。綺麗で細かいです」と佐野アナも感動。

景色から乗り物、グルメまでジブリの世界観がたっぷり詰まった「魔女の谷」。いよいよ来月16日、ジブリパークにオープンする。

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