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池田町前町長 “業者から現金”初公判で認める 懲役2年6か月求刑 岐阜地裁

2024年10月8日 19:05
池田町前町長 “業者から現金”初公判で認める 懲役2年6か月求刑 岐阜地裁
岐阜県池田町で、町発注の工事をめぐり、業者から現金100万円を受け取っていたなどの罪に問われている前町長の初公判が開かれ、検察側は懲役2年6か月を求刑しました。

起訴状などによりますと、池田町の前町長、岡崎和夫被告(76)は、おととし2月、池田町発注の工事で便宜を図る見返りに、大垣市にある電気工事業者「久富電設」の社長だった、久富幸司被告から現金100万円を受け取った加重収賄などの罪に問われています。

8日、岐阜地裁で開かれた初公判で、岡崎被告は起訴内容を認めました。

検察側は「町のトップの地位を利用した悪質な犯行」などとして懲役2年6か月、追徴金100万円を求刑しました。

前池田町長 岡崎和夫被告:
「私としては大変重い、2年6か月の求刑と思っています。なぜその時そんなことをしてしまったか。そんな思いばかり今はあります」

岡崎被告は約21年にわたり町長を務めていましたが、今年4月、セクハラ問題を理由に辞職していました。

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