携帯電話ショップで、偽造したマイナンバーカードを使って他人になりすまし、スマートフォンをだまし取ったなどとして、男が追送検されました。インターネット上に公開されている、議員などの個人情報を使い、偽造していたとみられています。

詐欺などの疑いで追送検されたのは、名古屋市東区の自営業、松尾裕也容疑者（40）です。

警察によりますと、松尾容疑者は、今年4月、東区の携帯電話ショップで、偽造されたマイナンバーカードで機種変更を申し込み、スマートフォン1台をだまし取ったなどの疑いがもたれています。

松尾容疑者は岐阜県多治見市や東京都の議員らになりすましていて、インターネット上に公開されている情報を使い、マイナンバーカードを偽造していたとみられています。

警察の調べに対し、「運転免許証に比べ見慣れていないマイナカードを利用することにした」などと供述しているということです。

松尾容疑者は、今年5月大阪府八尾市の市議の男性になりすまし、高級腕時計をだまし取ったなどとして、すでに逮捕されていました。