2009年の育児・介護休業法改正に伴い、誰もが働きやすい環境づくりやワークライフバランスの充実に注力してきた日本ガイシ。

仕事と生活の両立を支援する制度として、女性社員の産休や育休後の復職、キャリアをサポートする各種支援のほか、男性社員の“育休取得”の促進も課題の一つとして取り組んできました。

また、女性の活躍推進につながる、男性の“育児参加”に関する支援も実施。2019年度には男性社員に対して、積立休暇「産後サポート休暇」を拡充し、短い期間でも育休を適用できる制度を整えました。そして、2022年度には配偶者出産時の特別有給休暇を2日から5日に拡充し、全員の取得を推奨。男性社員による育休を取得が増加し、配偶者の海外赴任同行休職など他の両立支援制度を利用する男性社員も増加しました。

こうした取り組みが評価され、日本ガイシは、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「Nextなでしこ 共働き・共育て支援企業」に選定。“共働き・共育て”を可能にする、男女問わない両立支援を実施する企業として評価されました。

評価に対して、日本ガイシは「（男性の育児参加は）多様性を尊重し、さまざまな人が活躍できる職場、誰もが認められ、尊重される職場の実現のための必須事項と捉え、支援に取り組んでいます」とコメント。続けて、「当社は今後もすべての従業員が持てる力を最大限に発揮できる雇用環境の整備を行っていきます」と今後の展望を延べました。