国や社会に貢献した人に贈られる「秋の叙勲」の受章者が発表され、東海3県からは282人が選ばれました。

今年の秋の叙勲は愛知県で144人、岐阜県で74人、三重県で64人の受章が決まりました。

このうち旭日双光章を受章する豊橋市上野町の大羽恭史さん(73)は、2011年から10年間にわたり、愛知県漬物協会の会長を務め、「漬物技術研究会」を開催するなど、食の安全・安心を推進しました。

また「きゅうりのキューちゃん」で知られる「東海漬物」の会長を務め、ぬか漬け教室の開催などを通じて漬物文化の普及や啓発に貢献したことなどが評価されました。

大羽恭史さん：
「食品を安全安心に作ることに力を注いできました。自分の力でもらったのではなく 皆さんの力でいただいたと思う」

大羽さんは、今後も漬物文化の継承に力を注ぎたいということです。