長野と岐阜の県境にある御嶽山でマグマなどの動きを示す火山性微動観測 気象庁が21日午後発表
22日撮影
気象庁は21日午後4時すぎ、長野と岐阜の県境にある御嶽山で、マグマや水蒸気の動きを示す火山性微動が発生し、山頂方向が隆起する地殻変動が発生したと発表しました。
御嶽山の火山性微動は去年7月以来です。
今月16日に引き上げられた、「火口周辺規制」を示す噴火警戒レベル「2」は継続し、火口からおよそ1キロの範囲では大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けています。
御嶽山は2014年9月に噴火し、58人が死亡、5人が今も行方不明で、戦後最悪の火山災害となりました。
最終更新日:2025年1月22日 14:21