三重県は22日、「国体」から名前を変える「国民スポーツ大会」について、2035年の県内開催に向けて調整を始めると発表しました。

三重県ではおととし、国体を開催する予定でしたが、新型コロナの感染拡大で中止していて、このままだと全国の都道府県で唯一、2巡目を開催していない県になります。

一見知事は開催の意義について、県内経済の活性化などを挙げた一方、「簡素化・効率化はマストだ」と述べ、なるべく予算がかからないようにするとしています。

県は来年度、日本スポーツ協会に開催要望書を提出し、認められれば開催が内々定する見通しです。