4月の有効求人倍率1.23倍 4か月連続で上昇
厚生労働省によりますと、仕事を探す人1人に対して求人がいくつあるかを示す4月の有効求人倍率は1.23倍で、前の月より0.01ポイント上がり、4か月連続で上昇しました。
オミクロン株の感染拡大の影響が落ち着き、求人、求職者ともに回復しているということです。
また新規の求人の産業別では、1年前の去年4月と比べて宿泊・飲食サービス業が49.6%の増加、製造業が21.9%の増加などとなっていますが、依然としてコロナ禍前の水準には戻っていないということです。
一方、4月の完全失業率は前の月よりも0.1ポイント下がって、2.5%でした。3か月連続の改善です。
金子総務相は「コロナ禍の影響を受けてきた『休業者』が大幅に減り、持ち直しの動きが見られる」と説明しました。