エンストで死亡事故… ホンダとデンソー、遺族に謝罪
リコールが相次ぐホンダの軽自動車で1人が死亡した事故でホンダと不具合があった部品メーカー・デンソーが事故後初めて遺族に謝罪しました。
この事故は今年7月、鳥取自動車道のトンネルで50代の男性が運転するホンダの車がエンストして停車したところ追突され、後部座席にいた82歳の父親が死亡したものです。
ホンダなどによると、エンストの原因はデンソー製の燃料ポンプの不具合によるもので、20日、事故後初めてホンダとデンソーが遺族のもとを訪れ謝罪しました。
ホンダの担当者
「不具合の原因について詳細をお伝えできていなかったのでご説明した」
父親を亡くした男性
「安全安心な物作り、人の命を預かっているというそれを大事にして、僕みたいな経験をされる方がもういないように安全な車を作っていただきたい」
デンソーの燃料ポンプをめぐってはメーカー8社が382万台あまりのリコールを国交省に届け出ています。