トヨタ自動車とダイハツ工業、国交省にリコール届け出 燃料ポンプ不具合でエンストのおそれ
トヨタ自動車とダイハツ工業は、燃料ポンプの不具合でエンストするおそれがあるとし、リコールを国土交通省に届け出ました。
リコールの対象となるのは、ダイハツ「トール」など6車種およそ27万台とトヨタの「ノア」「アルファード」など22車種およそ33万台で、パトカーや救急車も含まれます。
国土交通省によりますと、燃料ポンプの部品が変形し動かなくなり最悪の場合、走行中エンストを起こすおそれがありあわせて600件以上の不具合の報告があるということです。
この燃料ポンプは、大手自動車部品メーカーのデンソーが製造したものでこれまでにも走行中に突然停止する不具合が確認されたことなどにより、自動車メーカー各社から度重なるリコールが出されています。
今回のリコールも含め、対象となる台数は合わせておよそ269万台にのぼっているということです。